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サイフォンセットは動作原理からして、基本的に停電時の 洪水は起こりません。(自動空気抜きがある製品は別です。) 下記その原理説明です。 動作 1 ポンプが水を汲み上げる。 ポンプ起動 →飼育水槽の水面が、上昇する →上昇した水の分が、サイフォンパイプを通じてセット本体の中に移動する →本体の中の水面が上昇する →本体の中の水面が上がった分だけ、パイプより落下する。 →下の濾過槽に水が流入する 動作 2 ポンプの流量が減る →飼育水槽の水面の上昇が少なくなる →サイフォンパイプを通じて本体の中に移動する水が減る →本体の中のパイプから落下する水が減る →下の濾過槽に行く水が減る 動作 3 ポンプの流量が増える →飼育水槽の水面の上昇が、大きくなる →サイフォンパイプを通じて本体の中に移動する水が増える →本体の中のパイプから落下する水が増える →下の濾過槽に行く水が増える 動作 4 ポンプが止まる。 停電時やスイッチOFF →飼育水槽の水面の上昇がとまる →サイフォンパイプを通じてサイフォンセットの中に移動する水がとまる →本体内部の水面の上昇が止まる。 →パイプより上の分だけの水が、濾過槽に落ちる →水面が、パイプと同じ高さになったら落ちる水が止まる 動作 5 ポンプが再び水をくみあげる。 通電時 →飼育水槽の水面の上昇がはじまる →サイフォンパイプを通じて本体の中に水が、移動し始める →本体の中の素面が上昇する →中のパイプより水面が高くなる →本体の中のパイプから水が落下しはじめる →下の濾過槽に水が、流れ出す。 注意事項 自動空気抜きはなるべくしないでください。自動化している方は、ご注意ください。 サイフォンパイプは起動時と、1〜2ヶ月に一回ほど、 サイフォンパイプの中の空気を抜く必要があります。 これを自動化するには、 1 専用空気抜きポンプを常時使用しサイフォン内の空気抜きをする 2 汲み上げポンプにつなげて負圧で空気抜きをする という方法が、ありますが、 1の方法は、空気抜きポンプの故障時と、停電復帰時に、 上の水槽が洪水になる恐れがあります。 2の方法は、停電が長時間になると下の濾過槽が洪水になります。 どちらもまれですが、起こりえますので、自動化している方はご注意ください。 メーカーも色々工夫しているようですが、ほとんどが机上の空論で、 汚れた飼育水での実験はしていないように思われます。 なお、自動化していても洪水を起こさないようにするには、 空気抜きチューブの途中に強力な電磁バルブを設けて、 停電時には、チューブラインを遮断するようにすれば、 ほぼ完全に、洪水を防止できます。 |
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