アクリル水槽の寿命は、設置の良し悪しできまります。くれぐれもしっかりおいてください。
置き方が悪いと水槽にクラックが入ったり、水漏れしたりしますので、ご注意ください。
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到着時の点検 |
しっかり、梱包してありますので、木枠をばらす時は、必ずくぎ抜きなどをお使いいただいて、水槽にストレスを掛けない様に、慎重にばらしてください。 無理をしますと水槽を、傷をつけたり壊したりしてしまいます。移動時は、桟やフランジ等を持たずに水槽外側をお持ち下さい。 水槽が、着いた時点で破損などないか点検をお願いします。破損などありましたら直ぐ、配達の営業所と、こちらに、ご連絡ください。 材料の性質上、製作中にわずかな傷や汚れが、着く場合がありますが、この点につきましてはご勘弁ください。(特に底面は傷がつきやすいです。) 商品には保険が掛けてありますので、途中の事故は保障されます。 ただ連絡が遅れますと保険が使えませんので、事故がありましたら、到着した次の日までに、こちらと、運送会社にご連絡ください。 商品は返送する形になります。(運送会社が取りに伺います。) なお、暖かい部屋や、湿度が高い時に、水槽に、急に水を張りますと、水槽下が濡れて、水漏れしたようになりますので、ご注意下さい。 万一水漏れなどがあった場合は、ご自分で修理をせずに、まずこちらにご連絡下さい。 汚れなどを取る時には、アルコール、シンナー、ベンジン等の溶剤を含む物は、使用しないで下さい。 水漏れや、ひび割れを招き、使用不能になります。 |
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水槽の置き方 |
その1 場所と台について まず平らでしっかりした所を選びます。床は、出来ましたらコンクリートのところが良いです。 また、日光や紫外線は、アクリル水槽の寿命を縮めますので、なるべく暗いところにおいてください。 水が入ると意外に重くなるので注意が必用です。60cm水槽で60kg以上90センチなら200kほどになります。 180水槽ですと500K以上になりますので、この重さに十分耐えれる所を選んでください。 次にしっかりした丈夫な台を用意します。 市販の組み立て台は弱い物が多いので、鉄製の溶接の台等のしっかりした物をご用意ください。 台を床に置くときは、コンクリートの床以外は足が出ているタイプの台でなく、全体がベタあたりになる台をご用意ください。 特に台がしっかりしていても、床が沈むような事もありますので、注意してください。 その2 アクリル水槽の設置 台の下に、厚いベニヤ板を置き、その上に台をおきます。 床がコンクリートでアングル台のときは台の下には鉄板などを引いて高さをきちんと調節します。 このとき特に柱の下になるところは必ず、床に当たるようにします。 次に台の上に、厚いベニヤ板をおきその上に水槽を置きます。 この時、アクリル水槽と下のベニヤ板、またベニヤ板と下の台、台とその下のベニヤ板、下のベニヤ板とフロアーとの間、全ての所を良く見て、隙間が1ミリ以上、空くようなら、対策をしなくてはいけません。 99.9%以上はぴったり行きませんので、次のようなことをします。 空いた隙間に、薄い板をさしこみます。軽く抵抗があるぐらいでOKです。差し込む板はバックスクリーンや下敷きの切れ端などを利用します。 隙間が大きいときは何枚か重ねて差し込みます。 アクリル水槽の下には、直接調整用の薄板をいれずに、なるべく、ベニヤと台の間に入れるようにして、ベニヤ板ががアクリル水槽の底板にぴったり張り付くようにします。 もちろん台の下のベニヤ板も点検して同じように差し込みます。 これを10センチから20センチ間隔で行います。 最初はあまりぎゅうぎゅうにいれないようにします。強く入れると、アクリル水槽が持ち上がり別の所に、隙間を生じるのを防ぐためです。 次に、水を水槽の5分の1ぐらい入れます。このあと先ほど差し込んだ所をもう一度点検して少し固めにまた薄板を継ぎ足しで入れます。 このあと水を水槽に約半分ほど入れもう一度、全体の隙間を点検します。 今回はぎゅうぎゅうにします。これでやっと水を水槽にいっぱいまで入れることができるようになりましたので水をいっぱいまでいれます。 このようにしても時間がたつと台がひずんできますので、半年に一回ぐらいは、水槽の水を出した時にがた等の点検をしてください。 このようにすればアクリル水槽の寿命が長持ちいたします。 その3 汚れなどの対策 梱包の固定用の、ガムテープの糊あとが、アクリル面に残った場合は、市販のセロテープを利用して簡単に取れます。 のりの上からセロテープを貼り付けて、よく押さえ、その後はがします。少しずつですが、のりがセロテープに張り付いてきます。 これを繰り返しますと、時間はかかりますがきれいに取れます。途中何回か、セロテープを取り替える必要は、あります。 市販のワッペンはがし液等を使用する場合は、樹脂を痛めるものもありますので、必ず使用可能かどうかを、確認してから、使用してください。 汚れなどを取る目的で、アルコール、シンナー、ベンジン等の溶剤を含む物は、絶対に使用しないで下さい。 水漏れやひび割れを招き、使用不能になります。 アクリル水槽が汚れた場合は、内側はやわらかいスポンジまたは、プラスチックの専用コケ取り用品を使用します。 外側は、ガラスクリーナー(アクリル可の製品)をスプレーして表面を湿らせてからやわらかいタオルを使用します。 どちらの場合でも丸く円を描かずに縦横だけの動きで掃除しますと傷が目立ちません。 |